戦後 欧米からいろいろな物や考え方が日本に入ってきました。それと並行し本当に大切な日本の文化、例えば正直さ、素直さ、本質的なものをすべて拒否した揚句、今日のような時代になったように思います。
いつからか、人の考え方は公よりも個人が優先され、又新しいものばかりに目が向き、昔の良き文化を忘れ去ってしまったように思えてなりません。
住宅もまた然りで今一度、温故知新の言葉通り、自然と共存(つまり季節を感じ、その特性を活かす)した住まい作りを見直すべきと考えます。
新しい素材に目を向けるのもいいと思います。しかし、昔からの自然素材と共に過ごし、心豊かな人間を育む住まい創りこそが本物ではないでしょうか。
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